山梨県都留市出身の山本さんは2010年7月から月1回、朝日新聞山梨版でコラム「世界の中の山梨」を連載. アフガニスタンやコソボなど紛争地での取材の様子を中心に執筆してきた. 01年に米国で同時多発テロが起きたときは、アフガニスタンの深い谷間にいた. そのまま現地にとどまり、イラク戦争など軍事報復の取材を続けた. コラムでは、そうした体験を生かし、紛争地帯で銃を乱射する武装集団に近づいて取材する様子や、山間部でのトイレ事情など取材の苦労話もつづった. 同時多発テロから10年後の11年1月のコラムでは、「日本は今後どんな戦略で、アフガン復興にかかわっていくのか」「私自身あの戦争の目撃者として、その行方を報道していきたい」とつづった. 東日本大震災では、発生後すぐに宮城県や岩手県の海岸沿いの被災地に入り、被害の実態を記した. 昨年4月のコラムには宮城県女川町の被害を「潮風にガソリンなどの異臭が混じり、鼻をつく中、目に飛び込んできたのは、基礎から根こそぎ横倒しになったコンクリートのビルだった. マグニチュード9.0の揺れでも建物は倒壊しなかったが、その後の津波で壊滅したのだ」と書いた. 閣僚の一体改革PR行脚スタート 最新の8月11日付のコラムでは、ロンドン五輪の様子に加えてシリアの内戦にも触れ、「華やかな祭典の陰で、日々、無辜(むこ)の人々が逃げ惑い、命を奪われ続けるもうひとつの現実にも目を向けたい」と書いた.

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